部屋の雰囲気をクロスで変える

クロス(壁紙)の張り替えはリフォームでも人気ですが、みなさんはどのようにクロスを選んでいますでしょうか?

クロスを選ぶ時にはいくつかポイントがあります。
リビングを例に挙げると、

『家具・ファブリック・建具との色バランスはどうか』、これが大切です。
たとえば家具やラグがベージュ系色でまとまっているお部屋に、壁や天井まですべて同系色でまとめてしまうと、やや単調な印象になってしまいます。

クロスは「明度高め&彩度低め」の色から選ぶのがオススメ。
アイボリーやホワイトなど、使いやすい色が揃っています。

またクロスには様々な機能性を持ったものもあります。
調湿効果や防カビ、抗アレルゲン機能付き、空気をきれいにしてくれる機能付きなど、クロス選びで迷う方は機能を重視して選ぶのもアリです。

●クロスの貼り方も重要です

「白×黒」の組み合わせは鉄板ですが、これがクロスとなると話が変わってきます。
純色の組み合わせは色のコントラストが強く、面積の大きい壁紙にはあまり適していません。
片方の壁紙の色の彩度を落とすなどすると、より馴染みやすくなります。

そしてもちろん、暗い色より明るい色のクロスを貼った方が、部屋が広く・天井が高く見えます。

濃淡で迷った場合はやや濃い目の色がオススメ。
サンプルを見るのが確実です。試し貼りもいいですね。

●アクセントクロスの注意点

アクセントクロスを貼る場合、一般的にテレビやソファの背面側の壁が選ばれます。
これはその壁が一番目に入りやすいからですね。
しかしこの面積が増えすぎるのも注意。リビングの壁一枚分(20~30%)程度に抑えましょう。

またこれはコーディネートのアドバイスですが、たとえばホワイトやアイボリー色系には、グレイッシュトーンやソフトトーンなど、彩度抑えめ・明度は高めのカラーを合わせるのがオススメ。
リビング全体の色数は3~4色以内におさえるのがポイントです。


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